昨日に続き、本日自宅葬にて、ご出棺のお手伝いさせて頂きました。火葬場から戻り中陰壇を設置して今後の流れをご説明させて頂いた後に【Ending Road】として最高のコメントを喪主様より頂きました。昨日も書いた通り故人様、奥様である喪主様のご希望でご夫婦お二人だけでの自宅葬を施行したのですが、全ての流れを終えて喪主様へご挨拶を終えた時に（ありがとう、本当にEnding Roadにお願いして良かった）とお言葉を頂きました。初めて奥様にお会いし事前相談に乗ってから役４ヶ月はじめの頃は病院よりご主人の病名を告げられ、希望も気力も失い（私も主人と一緒に…）などとおっしゃっておられた奥様に、ご主人がお目を落とされる前に一言（お前はしっかり生きろ）と言われた事をお話し頂きました。奥様曰く、今回の自宅葬を通し私共スタッフのご主人様への接し方やご夫婦お二人での最後の時間を過ごす事によって、ご主人からの最後の言葉をしっかり受け止めこれからの人生をご主人の分まで頑張ろうと思える様になったというのです。この様なお言葉を頂き、葬儀社として【Ending Road】が目指す最後のセレモニー、唯一無二のセレモニーに近付けた様に思いました。葬儀とはただの儀式ではなく、送られる方にも送る方にもしっかりと記憶に残し、故人様の意志をご家族が受け止め引き継いでいく意味があると思います。その事が今回の葬儀で喪主様に気付いて頂けた事が何より価値があると思うのです。今後とも大切な方とのお別れの中、ただ儀式をこなすのではなくご家族皆様にとって意味のある葬儀をお手伝い出来ればと強く思います。