最近多く聞かれる直葬とは、どんな形態のお葬儀だと思いますか?
直葬とは通常のお葬儀のような、通夜や告別式を行わず、ご遺族様や関係者様のみで故人様をご安置場所から直接、火葬場へお送りする事を表しております。伝統的な葬儀の式典などはせず、宗教者を手配する事もありません。迅速な手続きや経済的理由から選ばれる事の多い葬儀形態と言えるでしょう。注意点としては、宗教者を頼まない為、戒名、法名などは付けることが出来ず、俗名で送る事となります。また、よほどの理由がない限り、お寺などが管理するお墓、納骨堂にご納骨する事も出来ないので、ご納骨先の確認も必要となります。しかし、民間、自治体が運営している納骨堂や霊園であれば、問題なくご納骨可能です。もう一つ覚えておいていただきたい事として、火葬する際はお目を落とされてから、24時間以上経過していないと火葬出来ないという事です。その為、ご自宅にてご安置するか安置施設を確保しなければならない点も覚えておいて下さい。
以上が直葬と言われる葬儀形態の内容となります。