本日は福祉葬についてお話ししようと思います。

福祉葬とは生活保護を受けている世帯の方が亡くなった場合、行政機関から支給される補助を使ってお葬儀を行う事を福祉葬と言います。葬儀の経済的な負担を軽減し、亡くなった方とそのご家族に対するサポートを提供する事を目的としています。しかし、気をつけなければならないのが、こちらの補助は行政からの審査が必要な事です。必ず、補助が受けられるとは限らないという事です。詳しくお話しすると、亡くなられた故人様が生活保護の受給者でも、お葬儀を執り行う喪主様が保護の受給者ではない場合、補助が受けられないという事なのです。かみ砕いて説明すると、ご夫婦で生活保護受給世帯で、どちらか一方が亡くなった場合であれば補助を受けられるのですが、おひとり様の世帯の方が生活保護を受けていても、その方が亡くなりご親族様が喪主を務める場合、喪主様が生活保護受給者ではない場合、この補助は受けられないという事です。

行政は葬儀を執り行う方の収入を見るという事です。喪主様に一定の収入がある場合、故人様が生活保護受給者であっても審査が通らないという事になります。ここが注意しなければならないポイントになります。

弊社においては、福祉葬でのお葬儀をお考えの方には、事前のお問い合わせをオススメしております。事前にご相談頂ければ、ご親族様と共に担当の役所の保護課へ同行させて頂き、補助が可能なのかどうか一緒に確認させて頂きます。この記事を見てご心配な方は、一度お問い合わせ頂けると良いかと思います。