近頃、葬儀社として感じる事をお話しします。コロナの影響もあり、葬儀も縮小傾向にありますがそれに伴い葬儀業者も値段の下げ合い現象が起きている様に感じます。当社にもその様な問い合わせを多く受けているのが現実です。お客様の立場に立てば安く葬儀が出来るに越した事はないとは思いますが、葬儀代を安くうたう業者に気を付けて下さい。本来、各自治体にもよりますが生活保護世帯の葬儀は20万前後でおさめるようになっております。しかし、このいわゆる福祉葬とはお寺も呼べず返礼品もつける事は出来ません。それにも関わらず、この20万を切った金額をうたって葬儀広告を出している業者がとても多く見られます。当社から見れば正直あり得ません。受注件数が欲しいとしか思えないのです。この事を許していたら、本当に葬祭扶助を必要とする世帯の人達への見直しをかけられてしまうという事です。
確かに葬儀代という物は、一般の方から見れば分かりずらいのも理解できますが値段だけで業者を決めるのは危険だという事です。実際、格安葬儀の場合、私から見れば、本来の葬儀の意味をなしてないとすら感じます。直葬とか一日葬とか言葉を変え商品化してますが、日本ではお亡くなりになってから24時間の経過を待たないと原則火葬は出来ません。という事はお亡くなりになってから24時間はどこかにご安置が必要となるのです。一定時間のご安置をする為には故人様のお体へのご処置も必要になりますし、それに伴いご予算もかかると言う事です。福祉葬でもこの点は同じなのです。それにも関わらず20万以下で請け負う事自体おかしな話なのです。
何が言いたいかと言うと、故人様への尊厳を大切にすべき葬儀が値段ばかりを全面に出し本来の意味合いすら忘れられている可能性があるという事です。この事は葬儀社として見逃す事が出来ない事実なのです。当社としては葬儀のあるべき形を取り戻して行きたいと考えております。
Ending Roadでは、福祉葬も承ります。(自治体基準金額にて)
その他葬儀に関しては
直葬、165,000+ご安置料+霊柩車代(距離により変動)税別 総額20万は越えます。
自宅葬、250,000+祭壇料+霊柩車代(距離により変動)+食事、返礼品 税別 お布施別途
家族葬、350,000+式場使用料(ご希望ホールにより変動)+祭壇料+霊柩車代(距離により変動)+食事、返礼品 税別 お布施別途
結論として、葬儀社を選ぶ場合、金額だけではなく、事前にしっかり打ち合わせをして故人様の尊厳を大切にし、しっかりご検討をされる事を強くお勧め致します。葬儀とは値段だけで判断するのでは無く、お客様一人一人の背景事情により慎重に判断する事が大切です。また、その事に真摯に向き合い寄り添ってくれる葬儀社を選ぶ事が、結果的に間違いのないご葬儀を実現出来るのだと思います。ご共感いただける北広島、札幌近郊にお住まいの方、いつでもご相談に乗ります。
Ending Roadでは、適正価格に乗っ取り、ご家族の想いを大切にし、故人様への尊厳を大切にした葬儀(セレモニー)をお約束致します。やり返しの効かないものが葬儀です。ご縁を頂きお手伝い出来れば幸いと感じます。